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黒染めをする前の注意点

こんにちは、十中八九スガです

 

気がつけば9月に突入、朝晩はかなり涼しいこの頃でございます

学生の方は新学期でしょうか?大学生はまだ夏休み?

 

校則なんかでカラーができない学生の方々は

夏休み中にカラーをして終わりぐらいに黒染めをする人も中にはいるでしょう

スガもそうでした笑

 

就活や職場での注意で黒染めをされる方もいらっしゃるでしょう

 

しかし、美容室に行くと黒染めはあまりおすすめされなかったり

黒染め後、普通のカラーができなっかたり、思った通りにならなっかたり

そんな経験はありませんか?

 

その理由を説明していきたいと思います

 

 

 

 

 

明るくするときに障害が出る

 

もうこれが答えですよね笑

 

 

まず違いを説明

 

「日本人の元々の髪色の黒」と「黒染めの黒」の違い

日本人の髪が黒く見えるのは髪の毛の中にあるメラニン色素の量

黒染めの黒は当然人工的に作った染料

 

 

 

「ファッションカラー」と「黒染め」の違い

通常のファッションカラーはメラニン色素を破壊(脱色)して色を入れます

黒い画用紙に色を塗ってもわからないように、大なり小なり脱色して色を入れます

 

黒染めの場合、ものすごく濃い染料を入れ、髪の芯まで染めます

 

 

 

「美容室の黒染め」と「市販の黒染め」の違い

美容室は培った技術を用いて薬剤を均一に塗ります

ケースバイケースで薬を塗り分けます

 

黒染めだけにとどまらず市販のカラーは誰でも、どの状態の髪でも

その色に染められるようになっています

 

色は「」「」「」(「シアン」「マゼンタ」「イエロー」)の3つで構成されていて

それぞれの濃度が高まると「」に近づいていき最終的に「」になります

 

したがって「」「」「」の色素がたっぷり

そのうち「青」が抜けやすい為、色が抜けてもどんどん赤っぽくなります

 

どの状態の髪でも染められる為パワーはMAX

 

どれだけ綺麗に塗ったつもりでも、仕上がりが均一の黒に見えても

実際は色の入りにムラができているので、明るくしたときにムラができます

 

 

 

 

 

黒染め後カラーをするには

とにかく黒染めの染料を取らないことには色を入れられません

ブリーチなどで染料を取り除くか

地毛を伸ばして黒染めをした部分を切ってしまうか・・・

 

もしブリーチをする場合に考慮していただきたいのが

一回で取り除けないかもしれない、つまり回数をかせがないといけないということは

時間、毎ブリーチ代どれだけかかるのか、わからないということ

ダメージもその度加わるので負担がかなり大きいです

 

妥協点がどこになるかわかりませんが、やりたい色にならない場合があります

 

 

 

 

 

黒染めにブリーチすると

一例としてお客様にお写真を撮らせていただきました

 

約1年間5回当店で黒染め後ブリーチ1回

 

根元は新生毛で何もしてないので明るくなりました

照明の当たり具合でより暗く見えますが

何度も黒染めを重ねてきた毛先はかなり暗いですね

 

美容室で黒染めしているのでムラというより断層的に色が分かれているので

まだ塗り分けができます

お客様の色の要望とこちらの提案とを加味した上でここから塗り分けてカラーしました

仕上がりのお写真を撮ってない!!笑

 

 

 

 

 

おわりに

どうしても暗くしないといけない状況の時があるかとは思いますが

  • どこまで暗くしたいのか
  • いつまで暗くしたいのか
  • その後明るくする予定はあるのか

ということを考え、担当の美容師さんとご相談の上黒染め、もしくはトーンダウンのカラーをしてください

市販はおすすめいたしません笑

 

 

  

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